【妊娠後期から始まる『赤ちゃんの動きやすい体づくり』】
妊娠後期になると
お腹が大きくなることで
姿勢が変わったり
呼吸が浅くなりやすかったり
しますよね。
実はこうした “ママの体の変化” は
お腹の中の赤ちゃんの
姿勢(丸さ) や 動きやすさ と
深くつながっています。
赤ちゃんは
丸くなった姿勢で過ごしながら
「手足を引きつける」
「体をひねる」
「軸をつくる」など
生まれてから必要になる
動きの準備をしています。
でも
妊娠後期のママの
姿勢や呼吸が変化すると
赤ちゃんの体にも
少し影響が出ることがあります。
・体が伸びやすくて
丸まりにくい
・動きにくくて
少し緊張しやすい
・生まれてからの
“抱かれやすさ”や
“寝やすさ”に差が出る
こんな小さな変化が起きることも。
だからこそ妊娠後期はママ自身の
姿勢・呼吸・骨盤の動き を
ちょっと整えることで
赤ちゃんが生まれたときに
「動きやすい体」 のスタートが
切れる大切な時期なんです。
今日は
妊娠後期に意識したいポイントと
それが赤ちゃんの“育つ力”と
どうつながるのかを
やさしくお伝えしていきます🌱

妊娠後期の体の変化
妊娠後期になると
お腹が大きくなるにつれて
• 呼吸が浅くなる
• 骨盤が前に倒れやすくなる
• 背中や腰が張りやすくなる
といった変化が起こります。
これらは自然な変化ですが
ママの体の動き方が制限される
=赤ちゃんの姿勢にも
影響が出やすい時期
でもあります。
お腹の中の姿勢は
そのまま
生まれてからの姿勢に
赤ちゃんは子宮の中で
ママの姿勢・骨盤・呼吸の影響を
受けながら成長します。
たとえば…
• ママの反り腰が強い
→ 赤ちゃんも「反り」が
強く生まれやすい
• 呼吸が浅い
→ 肋骨が広がりにくく
腹圧が高くなりやすい
• 骨盤が傾いている
→ 赤ちゃんの頭の位置
・体の丸さに影響する
つまり
ママの体が整うと
お腹の中の環境が整い
赤ちゃんが“動きやすい体”で
生まれてきやすい。
これは妊娠中しかできない
大切な準備なんです。

妊娠後期にできる
“3つの整えポイント”
1)呼吸を深くする
背中や肋骨まわりをゆるめて
肺がしっかり動くようにすると
お腹の張りや腰の負担も
やわらぎやすくなります。
深い呼吸
=赤ちゃんにとって心地よい環境
にもつながります。
2)骨盤の傾きを整える
骨盤が前に倒れすぎると
赤ちゃんが“反り”を強めた姿勢に
なりやすい。
軽いストレッチや
座り方の工夫だけでも
赤ちゃんの丸い背中が
育ちやすくなるので
妊娠後期のママには
とても大切なポイントです。
3)背中をゆるめる
背中がガチガチだと
お腹が張りやすかったり
呼吸が浅くなる原因にも。
ゆるんだ背中は
・呼吸の深さ
・姿勢の安定
・赤ちゃんのお腹の中での
ポジション
全部に良い影響を与えます。

生まれた後の
『育ち』が
スムーズになる理由
これらの準備をしておくと
赤ちゃんは生まれた直後から
• 丸い姿勢がつくりやすい
• 反り返りが出にくい
• 寝返り・背中の柔らかい
動きが出やすい
• 抱っこがしやすい など
発達のスタートラインが
整いやすくなります。
「0歳からの体づくり」が
大切なのは知られていますが
実は そのもっと前
妊娠後期から“スタート”している と
言えるのです。
にじいろで
大切にしている考え
にじいろでは
“生まれる前から始まる
体づくり”
をとても大切にしています。
妊娠中のママが体を整えることは
赤ちゃんの「動ける体」を
育てていくための最初の一歩。
そして生まれた後は
寝返り・ハイハイ・ずり這いなどの
“経験”を積み重ねながら
親子で一緒に体を育てていきます。

まとめ
妊娠後期は
赤ちゃんの「動きやすい体」を
育てる準備ができる特別な時期。
• 呼吸
• 骨盤
• 背中
この3つを整えることで
赤ちゃんが
自然に動ける準備が整い
出生後の発達もスムーズに
つながります。
生まれてからはもちろん
生まれる前から。
親子の体づくりは
ゆっくり・やさしく・できるところから
始めましょう🌸


